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建築に関するお役立ち情報

「CLT工法の特徴」

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CLT工法に興味を持っている方や、実際にCLT工法での建築を検討している方に向けて、この記事ではCLT工法での建築の特徴やメリット、そしてどういった建物の建築に適しているかお伝えさせていただきます。CLT工法の全体像を把握し、自分のニーズに合った建築方法を見つける手助けとなれば幸いです。CLT工法での建築をご検討の方はぜひ最後まで読んでみてください!

CLT工法とは?

CLT工法(Cross Laminated Timber工法)は、木材を交差させて積層し、強度を高めたパネルを使用する建築方法です。CLTパネルは、厚みのある木材の板の木目を縦と横に交差させて積層し、高強度の接着剤で接合、圧着することで、強度と安定性を確保しています。この工法は、木材の持つ自然な美しさと強度を活かしつつ、軽量でありながら耐震性や耐火性にも優れ、環境にも配慮した持続可能な建築方法として注目されています。

CLT工法の特徴とメリット

高い強度と耐久性

CLTパネルは、木材の板を各層ごとに木目が直交するように積層することで、木材の弱点である木目に沿った割れや反りを抑えています。また木目が異なる方向に配置されることで、特定の方向に力が集中しないため、パネル全体に均等に力が分散されます。これにより、地震や風などの自然災害にも強い建物を建設することができます。

施工のスピード

CLT工法は、工場でパネルを製造し現場で組み立てるため、施工期間の短縮が期待できます。工場での製造は天候などの影響を受けないことと、プレカットを行うことで現場での加工が軽減されるため、工期の予測が容易にできます。また現場では、大型のクレーンを用いてパネルを組み立てるため、従来工法に比べて現場での作業時間が短縮され、少人数での施工も可能です。これにより、工期短縮とコスト削減も可能になります。

断熱性能と快適性

まず木材は空気を含んだ細胞構造を持っており、この空気が外部の温度変化を室内に伝えにくくするため、優れた断熱性能を有しています。そこでCLTパネルは、木材の断熱特性を最大限生かすため、パネルの厚みや積層数を調整し、高い断熱性能を維持しました。これによりCLT工法を採用することは、建物の断熱性能を向上させ、冷暖房費の削減や快適な室内環境の実現が可能になります。

デザイン性

CLT工法は長方形(箱型)以外の複雑な形状や特殊なデザインの建物が建築可能です。工場で加工するため、現場加工では難しい、曲線や斜面、複雑な屋根形状などを精密に製造することができます。またパネルのサイズも自由に設計できるため、非対称な建物や、複数の階層を持つ建物なども柔軟に対応することができます。

CLT工法のデメリット

コスト

CLT工法のデメリットはコストが高くなりがちということです。CLTパネルは高い性能を出すために高品質な木材を使用して製造されるため、木材自体のコストが高くなってしまします。また規模の大きな建物で、強度や耐久性が求められる場合には、より高価な木材を選定しなければなりません。工場での加工の際も複雑な形状やオーダーメイドのパネルは製造コストを押し上げる要因にもなります。現在は他の工法よりも普及率が低いため、材料の生産量が少ないことと、専門的な設計や構造計算ができるエンジニアが必要になってくるため、対応できる建築会社や設計会社も少なく、全体的にコストが上がってしまうことがあります。

施工技術の普及

CLT工法はまだ新しい技術であるため、施工技術が普及していない地域もあります。特に伝統的な木造建築が主流な地域では、その導入に対する抵抗や経験不足が影響しています。CLT工法に関する専門的な技術と知識を持った信頼できる業者を選び、施工品質を確保することで、施工ミスやトラブルを防ぐことができます。

CLT工法に適している建物


倉庫

倉庫のイメージ写真

CLT工法は、広い空間を確保することができるため、倉庫の建築にも適しています。 木材の持つ断熱性の高さや調湿効果、木材の持つ自然な美しさと温かみやにより、快適な屋内環境を実現することにもつながります。


事務所、オフィス

オフィス・事務所のイメージ写真

CLT工法は、デザインの自由度が高いため、個性的で魅力的な事務所を建設することができます。また、木材の持つ調湿効果により、快適な室内環境を実現することもできます。


店舗

店舗のイメージ写真

CLT工法は、店舗の建築にも適しています。木材の持つ自然な美しさと温かみが、店舗の雰囲気を向上させ、顧客の満足度を高めます。さらに、CLT工法を採用することで、店舗のデザインに独自性を持たせることができ、他店舗との差別化を図ることもできます。


工場

工場のイメージ写真

CLT工法は、工場の建築にも適しています。強度と耐久性が高いため、重機や設備の設置にも対応できます。また、施工期間が短縮されるため、早期の稼働が可能です。

まとめ

この記事では、CLT工法の特徴やメリット、どのような建物に適しているかについてお伝えさせていただきました。CLT工法は、環境に優しく、高い強度と耐久性を持ち、施工のスピードやデザインの自由度が高い建築方法です。しかし、デメリットも存在しています。メリットとデメリット、予算や工期などを含めて総合的に検討し、用途にあった建築方法を選択いただければと思います。

倉庫、事務所、店舗、工場の新築・リフォーム・改修をご検討している方は、ぜひこの記事を参考にしていただけますと幸いです。自社の想定している用途や土地にあった建築方法を知りたい、相談したいという方はプラザワークス(ハウジングプラザ)にお気軽にご相談ください!

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